Shoyuki-Kodokukai
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小右記註釈 長元四年(1031)

 藤原道長と同時代に生き当代一流の学識を備えた藤原実資の日記『小右記』を読み解く初の注釈書同年の『左経記』『日本紀略』も収録平安時代の儀礼を詳細に解読! 古記録を読解するのに格好の指南書、人物・場所・官職考証など充実した付録が多角的につながり『古記録語辞典』として有用

小右記注釈

小右記講読会発行・八木書店発売/黒板伸夫監修・三橋正編
初版発行:2008年9月30日 定価25,200円(本体24,000円+税5%)
A5判2冊組・上製本・函入 1508頁 ISBN978-4-8406-2032-1 C3021

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パンフレット

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内容説明

 977年(貞元2)〜1040(長久元)年まで残る右大臣藤原実資の日記『小右記』のうち、長元4年(1031)分に書下し文と詳細な註釈を付し刊行。同年の『左経記』書下し文も併録する。両書とも、写本からの厳密な翻刻を行ない、その原文を付ける。

本書の特長

 藤原実資の日記『小右記』のうち、長元四年の書下し文と詳細な註釈を付す。同年の『左経記』書下し文も併録。
  • 長元四年(1031)は、『小右記』の自筆本の形態を知ることができる一番最後の年。
  • 実資は、長元四年に右大臣で、関白藤原頼通に次ぐ重職についている。
  • 両書とも写本からの厳密な翻刻を行ないその原文を付す。
  • 平安時代の政治・儀礼・社会・家族・宗教・文化などの実態を知る最高の史料。
  • 詳細な註釈と解説の語句は索引で引くこともでき、『古記録語辞典』として利用価値大。
  • 解説、参考文献、年中行事一覧、考証(人物・官職・場所)、図(内裏図・大内裏図・平安京図・小野宮邸図・上東門院図)など、小右記読解の必備ツール満載。

長元四年(一〇三一)はどんな年?

 王氏爵詐称事件、「一国平均役」の初見、平忠常の乱の平定、伊勢平氏の武力紛争の処理、伊勢斎王託宣事件、大斎院選子内親王の退出・出家と新斎院の卜定、朔旦冬至、上東門院の住吉御幸など、時代の転換を象徴する出来事が連続する。
  Shoyuki is a diary of Fujiwara Sanesuke from 982 to 1032 in the Heian period, who had occupied important positions at the time.
  Shoyuki Chshaku is the first book with detailed annotation of this diary of the year 1031, when many unforgettable events had been occurred.
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